窪島誠一郎の父は水上勉で母や妻子供は？プロフィールや経歴作品も

27日の24時間テレビにて、スペシャルドラマ「無言館(むごんかん)」が放送されます。

主人公・窪島誠一郎(くぼしませいいちろう)さん役を、ハリウッドなどでも活躍している俳優・浅野忠信さんが演じます。

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窪島誠一郎さんって誰なんだろう？何をしている人？と思った方もいるのでは無いかと思います。

そこで今回は、窪島誠一郎さんの父は水上勉さんで母や妻子供は？プロフィールや経歴作品について紹介しますので、ぜひ最後までご覧下さい。

1 窪島誠一郎の父は水上勉で母や妻子供は？
2 窪島誠一郎のプロフィールや経歴・作品は？

窪島誠一郎の父は水上勉で母や妻子供は？

早速、窪島誠一郎さんの父・水上勉さんや母、妻子供について紹介します。

窪島誠一郎さんのお父さんは小説家として有名な「水上勉(みずかみつとむ)」さんという方です。

まだ幼い頃に経済的な理由で育てることが出来ず、修理業をしていた窪島家へ養子に出していました。

ですが、窪島誠一郎さんは戦争の空襲の為消息不明となっていたそうです。

1977年に親子と知らずに同じ町内に住んでいた父と劇的な再会をしたことで、マスコミを騒がせていました。

実母の名前は「加瀬益子」さんという方で、水上勉さんの最初の奥さんでした。

窪島誠一郎さんを手放してしまったことを亡くなるまで後悔しており、1999年(81歳)に自ら命を絶ちました。

三里塚闘争という、成田空港の建設・存続を反対する闘争に社会党オルグとして関わっていた「加瀬勉」さんは窪島誠一郎さんの従兄弟となります。

窪島誠一郎さんの妻は雷電海岸の出身の方です。

名前やお子さんについての情報はありませんでした。

調べていくうちに、窪島誠一郎さんは冷淡な人物という声があることが分かりました。

同じ物書きとして有名な父親のことは尊敬していたそうですが、自分を捨てた実母には冷たい態度をとっていたという噂もあります。

養父母とも口を効かず、自分のやりたいことだけをやる人物であったという話もありました。

実母は東京は戦争真っ只中だった為、実家に帰っていました。

戦争が終わりすぐに東京に帰りましたが、その時にはもう水上勉さんが別の女性と暮らしていた為、経済的な理由で養子に出したという話もあります。

こちらの話は、加瀬勉さんが叔母である窪島誠一郎さんの実母から聞いた話だそうです。

もし本当にこの通りなら知らずに母に冷たくしていたのではないかと思いました。

事実やその時の感情などは本人にしか分からないことなので、噂の1つです。

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窪島誠一郎のプロフィールや経歴・作品は？

ここからは、窪島誠一郎さんのプロフィールや経歴・作品について紹介します。

窪島誠一郎のプロフィール

・名前：窪島誠一郎(水上凌)
・生年月日：1941年11月20日
・年齢：80歳
・職業：著作家・美術評論家・美術館館主
・出身：東京
・出身高校：海城高等学校

窪島誠一郎の経歴

深夜の喫茶ボーイ・ホテル従業員など様々な職に就きながら、お金を貯めていました。

そして、21歳の時に育ての親が営んでいたお店でスナックを始めます。

支店も出し、スナック経営をしながら画廊も経営していました。

スナックは支店のみ残し、本店を小ホールと喫茶店に変えて、1964年に小劇場「キッド・アイラック・アート・ホール」を設立しています。

1979年には長野県上田市に「信濃デッサン館」を設立し、1997年には同じところに「無言館」を設立しました。

翌年の1998年には「無言館のものがたり」で第46回サンケイ児童出版文化賞を受賞しています。

窪島誠一郎の作品

有名な作品は「父水上勉」「父への手紙」「無言館の青春」などなど、沢山あります。

無言館は画学生が戦争に行くまで描き続けた絵を集めることに奮闘したり、遺族からの避難や建設費など様々な問題と葛藤を記したものです。

こちらの無言館は、24時間テレビのスペシャルドラマで見ることが出来ます。

監督・脚本はマルチに活躍している劇団ひとりさんが担当しています。

どんなドラマとなっているのか、当時窪島誠一郎さんはどんな感情だったのかなど、見どころが沢山ある作品だと感じますので、ぜひ見てみて下さい。

インタビューにて無言館を作った理由を聞かれ、答えていました。

「ふと気づいたら作る羽目になっていたというか……かなり出会い頭的な仕事で、深い哲学や意識があって作ったわけではないんですよ。いま流行の言葉で言えば承認欲求とか自己顕示とか。やっぱり人から認めてもらいたいという……。あまり上級じゃない、そういう思いからだったと思います。だから正確に言えば、後悔しています。」

「振り返ってみると、自分が彼らの絵を見つけたというより、彼らの絵に自分が見つけられたという感じです。僕は1941年に生まれましたから、簡単に言えば「歩いてきた日本」のような人間です。両親は戦争の影響をもろに受けましたが、当時の僕自身は赤ん坊で、物心ついたときには戦後の経済成長に魂を奪われて、カネを稼いで豊かになることしか関心がなかった。ですから無言館が扱っているような「戦争」ってものは、常に両親の苦労の向こう側にあったんです。」

と話しています。

自分がこんなことをしていいのだろうか？という疑問を持ちながら作ったそうなので、後悔しているという言葉はそういう意味なのかなと感じました。

以上、窪島誠一郎さんの父は水上勉で母や妻子供は？プロフィールや経歴作品についての紹介でした。

戦後を苦労して生き抜き、経済的にも厳しかった時代に様々なことをしてきた人物です。

実の父である水上勉さんとの関係などは、窪島誠一郎さんの小説で見ることができますので、ぜひチェックしてみて下さい。

それでは最後までご覧頂き、ありがとうございました。